スキンシップ子育て。たった二ヶ月で中学受験合格できる子の育て方

二ヶ月の自宅学習のみで中学受験特待生合格!幼児期に躾をしてしまえば、あとはずっといい子で楽チン。子育て方法教えます。

子育て開始 幼児期(個性を伸ばす②)

うちの子供たちは女と男、上の子、下の子という立場の影響もあるとは思いますが、


『持って生まれた特性』


が全く違っていたと思います。



娘は『言葉』、息子は『形』から物を覚えました。



なので、同じ年頃に同じ物を教える時にも、娘には『言葉』を使って教えました。





娘には公園に行く道で歩きながら、見つけられる物の名前や色を『日本語』『英語』両方で問題にしていました。


電車を待っている間には、駅のホームで黄色の物がいくつあるかとか、自動販売機の中に数字の『3』がいくつあるかなど、日常にあるものの文字や言葉をクイズにして『勉強』と言って遊ばせていました。



対する息子は絵が大好きでした。

絵本の中からなにかの形に見えた、葉っぱや雲が何かの形に見えた!という喜びを絵に描かせたり、また自分のアイデアでそのように描かせてみたり、そのうち影を描いたり遠近法を使うようになり、より立体に物事をとらえるようになりました。


保育園に入る頃にはレゴブロック、入ってからはラキューなども合わせて立体的な物を作ることが『勉強』でした。







子供たちが必ず覚えていかなければならないものを、『勉強』と言い、子供たちの好きなこと、得意なことで習得させることで



『勉強は楽しいもの』



になってくれました(しめしめ)



そうなれば『勉強』の面では後々苦労するのとはほぼありません。



だって彼らにとっての勉強の概念は『楽しく経験し学ぶこと』そのものなのですから。



で、あれば、あとはどんなことも『楽しむ方法を見つけることを楽しむ!』こと(複雑 笑)



宿題やりなさい!なんて言ったことあるかな…ぐらい言う必要がなくなりますよ。



ちなみに息子の物作り好きは今も健在で、段ボールてロボット…先日も作ってました。



また後日書きますが、物作りは物を大事にすることや、手を使って遊ぶこと、頭を使って工夫することにつながり、それが学力にも友達とのコミュニケーションにもとても役立っています。




この特性を活かした子育ては、小学校入学前まで行いましたが、個性が伸びてると実感したのは、小学校入ってからの夏休み自由研究の宿題でした。




言葉が好きな一号は研究文を書きました。

一年生時は『なぜ薬の形状は色々とあるのか』二年生は『なぜ血液で病気がわかるか』



…やっぱ変な子だなって思いました…。


どちらも大きな賞をいただきました。




二号は一年生は絵、二年生は祖母が座って移動しながら草取りできる屋根付きの台車。祖母宅で採寸し作成したものだから、宿題を提出するために送り、また完成品を祖母へ送り返し、諭吉が一枚家出しました。



息子の場合はどちらもものすごく大きな賞をいただきました。




三年生からは宿題ノータッチだったので、二人とも忘れちゃったけど…とにかく個性をそのまま活かして学校でもスムーズに勉強を学習できています。




息子にいたっては好きな物作りで頭を鍛えただけなのに、勉強はどの教科もトップクラスなようです(意外)


我が家はテストの点はどうでもいいから頭を使え!考えろ!と言っていたので、勉強にもつながって本当にラッキー。


その代わり勉強が早く終わりすぎて、授業中に集中力が切れるとのお達しがしばしばしばしば届いておりました。(←もはやしばしばではない)




我が家のようにお調子者の坊っちゃんをお持ちの方も、子供の特性を利用して手のひらで転がしてあげてください。



好奇心旺盛なやんちゃ坊主こそ、才能が開花するかもしれませんよ!




🐔満🐣

家庭の中での工夫

ちょこちょこ出てくる一号への『英語』育児。



二号が産まれ、心も体も疲れきり、今まで世界一かわいいと思っていた娘に対し、塩対応になってしまった私。


まだ一才半だというのに、『お姉ちゃん』を求め我慢させてしまう…


大きな声を出してしまう…



感情的に怒らないようにするにはどうしたらいいか…と思ったときに、



『しつけを英語でしよう』



と、閃きました。




私は英語ができないので、


【感情でとっさに出てくるのは日本語だけ】


なので、



【感情的に怒らないために、言いたいことをわわざわざ英語のカンペを見ながら言う】



ことにしました。




オモチャ片付けて!
気をつけて!
ちゃんと座って!
静かにして!
走らないで!




普段よく注意することをよく使う場所に貼ればいいんです。




感情的にはならないし、英語は覚えるし一石二丁。



そしてこのときに気がついたこと。



日本語では勝手に娘に注意の意味もなんとなく伝わっていると思っていましたが、つたない英単語で色んな注意をしていると、果たして子供に本当の意味は伝わっていないのじゃないかな…と。




『車が危ないから道路は走っちゃだめ!』
『危ない!』


と、精一杯伝えていても、それはやっぱり感情がプラスされて危機感を伝えているだけで、テンション低めの英語でそれを伝えても、それはただの【言葉だけ】だと感じたんです。



そこで、私はまだ小さかった子供たちにも、必ず時間をかけてどんな背景があって、なぜ注意しなければならないのか、そうすることでどうなる可能性があるのかを伝えるようにしました。



そして、最終的な答えは【二択にして】子供自信に考えさせ、声にして言わせました。






オモチャが当たっても痛いのに、車はもっと固いこと。



ただ転ぶより走って転ぶ方が痛いのに、もっともっと早い車にぶつかったらもっともっと痛いこと。



手や足がとれてしまったら治せないこと。



隠れん坊の上手な子供たちは、車から危険がないか探している大人でもなかなか見つけられないこと。



ママを覚えている頭をぶつけると、ママのことを忘れてしまうかもしれないこと。



そして、そうならないためにあなたはこれから車がいるところで



『走る?』『走らない?』


『手をつなぐ?』『つながない?』


車がいる道路では


『遊ぶ?』『遊ばない?』



お約束を守れなくて子供が怪我したらママは


『悲しい?』『悲しくない?』






車のことや危険なことに限らず、物事の一つずつを丁寧に丁寧に話しました。



具体的に知っていることと比較しながら、だんだん想像力を膨らませ、聞き出したい答えに導くようにしました。



そして答えを考えさせ、自分の言葉で言わせました。



感受性の豊かな子供たちは、意味がわかると体全体、感情いっぱいに反応しました。



息子はお母さんは自分達を大切に思っているから『危ない』と言ってくれていたんだと思うと、それを受けて泣いていました(笑)



目の前に作ってくれる人(生産者)がいないからと、食べ物を大切にしなかった、と反省しました。



色々な物や、色々な決まり、すべてのことには背景があって、意味があって創られたことだと、子供ながらに理解していきました。




もちろん小さいから、忘れてしまったり、感情で突っ走ることはあっても、合図があれば思いだし、我に返りました。



その思い出すワードが今まで言っていた【注意する言葉】だったんです。



ちゃんと『危ない』を【危ない】と思って立ち止まれるようになったんです。




ちゃんと『ありがとう』を【ありがたい】と思えるようになったんです。




子供たちは今でも、どんな小さなことでもありがとうと言ってくれます。



家に帰ってきたときに鍵を開けただけでも、ご飯の時にお茶をついだだけでも、とにかく


【やってもらって当たり前】


ということはありません。




裕福にお金や物をばかりを愛情だと思って与えていると、やがて与えてもらえないことが不満になり、与えてもらっても喜びはさほどありません。




我慢させるということではなく、感謝する心を育ててあげれば、子供の心もどんなことでも満ちてくれます。



みなさんの子供が豊かな心で満ちますように。




🐔満🐣