子育て開始 乳児期編(脳を刺激③)
嗅覚について。
視野がまだはっきりしていない赤ちゃんは、何でお母さんを認識するのか。
赤ちゃんは母親の母乳の匂いをかぎわけている、という実験がありました。
コットンに数人の母乳をつけ、赤ちゃんがどれを選ぶかというものだったのですが、見事みんな自分専用ののエサにたどり着いていました。
本能ってすごい!
そこで私は母乳を塗りたくることはできないので、とにかく素肌で子供と密着することにしてみました。
匂いもですが、自然と温もりを感じ合える。
新米ママとして、あれしなきゃ!こうしてあげた方がいいかな?とあれこれ悩むより、ママも赤ちゃんもホッとできる簡単なスキンシップ。
スリスリはぐはぐ。
それだけで赤ちゃんの世界は満たされるんじゃないかしら。
大人だって、辛いとき信頼する相手にハグされたらホッとできる。
記憶のどこかで誰かに包まれてホッとした体験があるからなのかな?
(もしそうならば、うちの子供たちが大人になって誰かとハグした時、ホッとできるといいなぁ)
そして、匂いは記憶との結び付きが強いといいます。
私もふとどこかで『懐かしい匂い』を嗅ぐと、どこでかいだかな?なんだったっけな?と記憶をたどることがあります。
例え臭い匂いでも、思い出になるようで、主人の場合は『ニンニク臭い』がおばあちゃん家の思い出を呼び覚ますらしい(笑)
今回の娘の受験勉強中にも、暗記の時間は藁にもすがる想いで、集中力があがるアロマをつけていました。
いつか『頑張ってた時の匂い』になるのかな?
今子育て真っ最中で、一人の子供につきっきりなれない時、寝かせつけにすぐに行けない時など、ママのTシャツ一枚着せてあげるだけで、少し安心して待てる時間がのびますよ。
めちゃめちゃ育児がんばりたい、英才教育したい人も手抜きしたいリラックスママも、子供も自分も手を抜いてホッとできる温もりのある思い出の匂いを作りましょう。
一緒に飲むホットミルクの匂い…そんな簡単なものでもなんでもいいんです。
子供がどんな小さなことでも幸せや感謝の気持ちを持てるようにするには、子供の心を充実させる、安心させることがとても重要になってきます。
これは大きくなって変えることはなかなかできません。
大きな心のショックが起きるぐらいの刺激がない限り、なかなか人の感情の感度は変われません。
イヤイヤ期が来る前に環境を作ってあげると、子供も親もとても楽に迎えられますよ。
(ペットボトルの飲み物買い与えただけで幸せでぐずらないという単純さ)
今では家で一番わがままだだっ子は間違いなく私。
おかげでわがままボディになりました。(ただの肥満)
四つ目に続く…
🐔満🐣