子育て開始 幼児期(個性を伸ばす②)
うちの子供たちは女と男、上の子、下の子という立場の影響もあるとは思いますが、
『持って生まれた特性』
が全く違っていたと思います。
娘は『言葉』、息子は『形』から物を覚えました。
なので、同じ年頃に同じ物を教える時にも、娘には『言葉』を使って教えました。
娘には公園に行く道で歩きながら、見つけられる物の名前や色を『日本語』『英語』両方で問題にしていました。
電車を待っている間には、駅のホームで黄色の物がいくつあるかとか、自動販売機の中に数字の『3』がいくつあるかなど、日常にあるものの文字や言葉をクイズにして『勉強』と言って遊ばせていました。
対する息子は絵が大好きでした。
絵本の中からなにかの形に見えた、葉っぱや雲が何かの形に見えた!という喜びを絵に描かせたり、また自分のアイデアでそのように描かせてみたり、そのうち影を描いたり遠近法を使うようになり、より立体に物事をとらえるようになりました。
保育園に入る頃にはレゴブロック、入ってからはラキューなども合わせて立体的な物を作ることが『勉強』でした。
子供たちが必ず覚えていかなければならないものを、『勉強』と言い、子供たちの好きなこと、得意なことで習得させることで
『勉強は楽しいもの』
になってくれました(しめしめ)
そうなれば『勉強』の面では後々苦労するのとはほぼありません。
だって彼らにとっての勉強の概念は『楽しく経験し学ぶこと』そのものなのですから。
で、あれば、あとはどんなことも『楽しむ方法を見つけることを楽しむ!』こと(複雑 笑)
宿題やりなさい!なんて言ったことあるかな…ぐらい言う必要がなくなりますよ。
ちなみに息子の物作り好きは今も健在で、段ボールてロボット…先日も作ってました。
また後日書きますが、物作りは物を大事にすることや、手を使って遊ぶこと、頭を使って工夫することにつながり、それが学力にも友達とのコミュニケーションにもとても役立っています。
この特性を活かした子育ては、小学校入学前まで行いましたが、個性が伸びてると実感したのは、小学校入ってからの夏休み自由研究の宿題でした。
言葉が好きな一号は研究文を書きました。
一年生時は『なぜ薬の形状は色々とあるのか』二年生は『なぜ血液で病気がわかるか』
…やっぱ変な子だなって思いました…。
どちらも大きな賞をいただきました。
二号は一年生は絵、二年生は祖母が座って移動しながら草取りできる屋根付きの台車。祖母宅で採寸し作成したものだから、宿題を提出するために送り、また完成品を祖母へ送り返し、諭吉が一枚家出しました。
息子の場合はどちらもものすごく大きな賞をいただきました。
三年生からは宿題ノータッチだったので、二人とも忘れちゃったけど…とにかく個性をそのまま活かして学校でもスムーズに勉強を学習できています。
息子にいたっては好きな物作りで頭を鍛えただけなのに、勉強はどの教科もトップクラスなようです(意外)
我が家はテストの点はどうでもいいから頭を使え!考えろ!と言っていたので、勉強にもつながって本当にラッキー。
その代わり勉強が早く終わりすぎて、授業中に集中力が切れるとのお達しがしばしばしばしば届いておりました。(←もはやしばしばではない)
我が家のようにお調子者の坊っちゃんをお持ちの方も、子供の特性を利用して手のひらで転がしてあげてください。
好奇心旺盛なやんちゃ坊主こそ、才能が開花するかもしれませんよ!
🐔満🐣